第22回暗算王決定戦
- 大河内珠算会
- 3 日前
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今年も伊太祁曽神社のお祭の特設ステージをお借りして、フラッシュ暗算の競技大会、「暗算王決定戦」を行いました。今日は、津波警報が発令されたために貴志川線の電車もすべて止まっていたので参加者も少し減ってしまうかなと思いましたが、86名の生徒たちが会場に集まってくれました。
暗算王決定戦もかれこれ22年目。生徒の保護者の方々の中にも、子供の頃に参加したという方もちらほら。懐かしい気持ちになっていただけたのではないかなと思います。

まずは全員参加での予選です。
ステージ上に表示される数字を足し算していくフラッシュ暗算。シンプルながら、出てくる数字の口数、桁数、スピードが徐々に上がっていく競技です。正解するには、計算力は当然ながら、瞬時に数字を捉える「瞬間視」の能力が求められます。
最初は簡単な1桁の問題から。まだまだみんな余裕の表情です。まだ、最近習い始めた低学年の生徒たちも楽しそうに答えを記入しています。しかし、続いて問題が2桁、3桁となっていくとニコニコしていた高学年の生徒たちの表情も、徐々に真剣そのものになっていきました。みんな普段の練習通りの力が出せたかな?
さて、全員での予選の後は、予選の正解数上位10名を選出して行う決勝戦です!
今回は3年生から6年生までの男子4名、女子6名、通う小学校も6校からというとてもバラエティ豊かな顔ぶれとなりました。
決勝戦は5問おこない、その正解数で優勝を決めます。
緊張の中、決勝戦が始まりました。1問、2問と進みついに5問目が終了。
その時点で6年生の曽根くん、浦くん、5年生で昨年準優勝の福田さんの3名が全問正解で残っていました。決着は延長戦へ!さらに高まる緊張感。最初に惜しくも脱落したのは曽根くんでした。そこから、浦くんと福田さんの一騎打ちとなりました。3桁7口表示時間3.5秒の1問目、勝負つかず。3.2秒で2問目、勝負つかず…。
長い熱戦を遂に制したのは…福田さんでした!
決着がついた問題のレベルは3桁7口表示時間2秒でした!
福田さんは昨年の雪辱を果たし、念願の優勝です。浦くんは惜しくも「1」違いで正解を逃し準優勝となりました。しかし熱戦を繰り広げた二人の健闘と、その能力の高さに会場からは惜しみない拍手が送られました。
実は、優勝した福田さんのお姉さんも過去大会で5•6年生で連覇をした実力者でした。来年も優勝できればお姉さんの記録に並ぶということで活躍が期待されます。
一方、準優勝の浦くんもお兄さんが6年生の時に準優勝しており、お兄さんと並ぶ6年生での準優勝という快挙となりました。
競技が終わった後は、景品抽選会。参加者全員で楽しく盛り上がって今年も幕を閉じることができました。
