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  • 執筆者の写真大河内珠算会

ウィンターチャレンジカップ決勝大会

更新日:3月12日




ウィンターチャレンジカップ決勝大会が紀の川市中央公民館で行われ、先日行われた予選大会の結果をもとに、5つの教室から上位の成績をおさめた代表選手8名(4年生の部4名、5・6年生の部4名)ずつ、合わせて40名が集まり競技をしました。当教室からも4教室がエントリーしました。

はじめは教室対抗団体戦です。かけ算、わり算、見取算、読上算、読上暗算、フラッシュ暗算の6種目をおこない、各組4名のうち成績の良い順に3名の選手の合計点を採用し、その総合計点を競います。過去4大会のうち吉礼教室が5・6年生の部では2年連続、4年生以下の部では3年連続優勝中、それぞれ3連覇、4連覇がかかっています。どちらも今大会でも前評判は上々、さて結果はいかに。


次に行われたのは個人戦、予選の成績をもとに成績順に5組に分かれて競技します。先ほどまで団体戦で協力した同じ教室の選手同士も、ここからは敵同士。

かけ算、わり算、見取算、見取暗算をボタン早押し形式で0.001秒単位で争うステージAとフラッシュ暗算、読上算、読上暗算のステージB、その合計獲得ポイントを競います。


注目はやはり最上位クラスのS組。段位レベルの選手たちばかり集まった、実力伯仲の組です。各組それぞれ競技をこなす中、最終はS組のステージA。すでに競技を終えた選手たちも見学に集まります。

注目は優勝候補筆頭の5年生岡崎さん、前回大会ではもう一歩のところで優勝を逃し悔しい思いをしましたが、今大会の予選大会でもしっかりとその実力を発揮し1位通過しました。






S組による優勝決定戦も進み、5種目終了時点で全て1位の10ポイントを獲得した岡崎さん。6種目目に選んだのは見取算。(10ポイントを獲得した選手が次の種目を選択できます)ここで岡崎さんが1問落とし、痛恨の7ポイントの獲得となりました。残るは最終種目見取暗算のみとなったところで、6年生和田くんが1ポイント差まで追い上げてきました。どちらが勝つか注目の最終、見取暗算。和田くんが先にボタンを押すか、岡崎さんが1問でも落とせば和田くんの逆転優勝となる状況となりました。緊迫の空気が流れる中、最初にボタンを押したのは岡崎さん!和田くんは3番手!さてその結果は…岡崎さんが全問正解で10ポイントを獲得し見事総合優勝を果たしました!和田くんも全問正解したものの数秒差で届かず、惜しくも準優勝となりました。

最後まで誰が勝つか分からない展開の非常に見応えのある優勝決定戦となりました。


最後は表彰式。団体戦の結果発表です。

4年生以下の部は、会場全体がどよめく結果に。昨年大会の4年生以下の部で優勝した時のメンバー、4年生3人を擁する第1回大会から無敗の吉礼教室が今年も実力通りの404点の高得点(全種目各1問1点)。しかし、それをわずか2点上回り406点で優勝を果たしたのは安原教室でした!

4年生の野手さんは来年は5・6年生の部での出場となりますが、福田さんと佐治さんは3年生、高垣くんはまだ2年生。来年も優勝候補確実です。



5・6年生の部では、個人戦優勝の岡崎さん、準優勝の和田くん、さらに3位の曽根さん、4位の辻くんを擁する歴代最強とも言われる吉礼教室が2位になんと104点(問)差の大差をつけ、490点獲得で文句なし、圧巻の3連覇を決めました。


今年も見どころ満載で、熱気に包まれたウィンターチャレンジカップ。普段は絶対に味わうことのできない緊迫感の中、競技した選手たちはこの大会でひとまわりもふたまわりも成長したことだと思います。さて来年はどんな熱戦が待っているのでしょうか。

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