今年も行ってきました夏合宿!場所は今年で4回目のお世話になります白崎青少年の家さんです。参加する選手のみんなは朝からまずは電車を乗り継いで由良駅へ。それからバスで青少年の家さんまで。到着するとまずは施設の説明を聞いて、それからお昼ごはん、朝早くからおうちの方が用意してくれたごちそうです。
それからいよいよこの合宿の目玉サマーチャレンジカップです。まずは全員での予選。それから予選での点数をもとに6つのグループに分けられ、決勝ではそのグループ内で順位を競います。決勝戦はサマーチャレンジカップではおなじみのボタン早押しで4種目を競う「ステージA」と、満点を取れた問題プリントの枚数で競う「ステージB」で獲得したポイントの合計で勝負します。
決勝のステージAは毎年のことながら、すごい緊張感です。少しでもボタンを押すのが遅れると正解していても負けるし、またいくら早くボタンを押せても1問でも間違うと大幅に獲得ポイントが少なくなってしまいます。そのスリル満点の緊張感の中選手達は一生懸命頑張っていました。中には0.002秒差で押すのが遅れたという場面もあり、見ている側もかなり見応えのある戦いがいくつもありました。
今年初めて設けられたステージBでは、また別の雰囲気が。1問も間違えられないというのは、もちろん普段からそういう気持ちで練習しているにしても緊張してしまいます。 そして決勝戦の最後、全員が見守る中優勝決定戦組の「ステージA」の戦いが始まりました。
小学5年生から中学生までが入った8名で行なわれたハイレベルな決勝戦は、各種目でそれぞれが持ち味を見せ合う素晴らしい戦いになりました。そんな一進一退の攻防を繰り広げたのち、見事優勝したのは5年生の宮楠あすみさんでした。予選では5位と振るわなかった宮楠さんでしたが、決勝ではどの種目も大きくポイントを落とすことなく、上位につけていたことが勝因となりました。そして2位は中学1年生の瀬戸涼風さん。瀬戸さんにとっては予選では他を寄せ付けないダントツの1位だっただけに悔いの残る結果となりました。
優勝者も決まりさぁ表彰式だと思ったら、なんと決勝の2組で獲得ポイントが全く同じ2名、西尾航紀くんと郷間美希さんが1位で並んでいることが判明。急遽延長戦がおこなわれることになりました。1対1というのはより一層の緊張感があります。4種目の早押し対決を制したのは・・西尾くんでした。
緊張感がいっぱいで、でも全員がトロフィーをもらって有意義な体験ができたサマーチャレンジカップ大会が終わると、雰囲気はコロっと遠足気分に早変わり。みんなでワイワイガヤガヤと食堂で夕食をいただいた後はこれも夏合宿恒例のキャンプファイヤー。徐々に日が沈んで夕闇を迎えるなか、指導員の方の指揮のもと全員でいろんなゲームをして、とっても楽しい夜を過ごしました。部屋にもどってお風呂の後は最年少の2年生たちにとってはドキドキの就寝タイム。でもおうちじゃなくても前々気にならないようで、ぐっすり眠ってました。そして上級生は例によって「虫が出た」だの「男子が」「女子が」だのと大騒ぎして深夜を迎えていました。
二日目は早朝からラジオ体操、それから団体紹介では一緒に施設に宿泊していた地元の小学校の皆さんに2年生の西尾彩花さんが「2桁×2桁」4年生の木村美有さんが「3桁×2桁」5年生の宮楠あすみさんが「4桁×3桁」を計算して、暗算の腕前を披露させていただきました。 朝ご飯のあとは中学生と6年生は陶芸作り、その他の学年はフォトフレームづくり。そしてお昼ごはんのピザ作りをしました。去年も参加していた生徒は慣れた様子で、いろいろと工夫を凝らしてフォトフレームをつくっていました。 そしてみんなでピザを食べ終わったら合宿も終了です。みんな満足した様子で帰途へとつきました。 とっても暑かった今回の夏合宿でしたが、例年以上に大会も充実していたし、なによりみんなの笑顔が印象的で素晴らしい二日間となりました。