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執筆者の写真大河内珠算会

夏合宿(サマーチャレンジカップ)


 今年も夏合宿を行いました。1日目に行われる競技会を軸に「もっと上手になりたい」という心を育み、また生徒同士の心の交流、夏の思い出作りを目的とした合宿も2年目です。大河内珠算会からも各教室から選抜された生徒たち約30名が参加しました。

 朝から電車とバスを乗り継いで合宿させていただく白崎青少年の家へ到着すると、お家で作ってもらったお弁当を食べて、早速今合宿のメインイベント和歌山きのかわ珠算協会主催の「サマーチャレンジカップ」が行われました。昨年同様、全員での予選のあと、その成績をもとに7組に分かれて決勝戦をおこないます。

 予選の成績が下位の選手たちの組から順に1位を決めていく決勝戦では組が進むにつれ、対戦を見守っていた選手たちも自分の番が近づいてくると緊張で顔がこわばってきます。いざ決勝ではボタン早押し形式で行われるため、まさに0.01秒を争う勝負にその緊張はピークに。でも、だからこそ終わった後の充足感は他ではなかなか味わえないものとなるんです。  かけ算・わり算・見取算・見取暗算の4種目の合計獲得ポイントを争う決勝は各組とも逆転勝利あり、1ポイント差での逃げ切りあり、同点での延長戦もあり、見所満載で盛り上がりを見せました。優勝決定戦ではいせたにあんざんすくうるの郡さんが満点で優勝を飾り、優勝者インタビューで「練習量はどのくらいですか」の質問に郡さんが「毎日最低1時間は練習しています」の答えたので、選手たちは今後の目標として「毎日最低1時間10分練習しよう」と心に誓い、競技会は幕を閉じました。


 競技会の後は夕食を食べ、昨年同様キャンプファイヤーです。 指導員の方とおこなうヘンテコな(?)ゲームに、静かな暗闇の中キャンプファイヤーの明かりを中心にそこだけは大盛り上がりでした。


二日目は朝早く起きてみんなでラジオ体操。合宿所の掃除をして、朝食をいただき、お待ちかねクラフトワーク(夏休みの工作作りも兼ねてます)とピザ作りです。上級生は陶芸、中学年以下は写真立て作りとみんな一生懸命取り組んでいました。

 自分で1から作るとまた美味しさも格別のようでみんなピザを(あと先生が汗を流しながら作ったカレーも)美味しそうに食べていました。 これにて今回の合宿は終了。たくさんの思い出とともに無事終えることができました。天候にも恵まれ(帰りの電車では午前中の天気が嘘のような大雨に見舞われましたが)大変生徒たちには実りの大きな合宿になりました。



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